【剣盾シングルシーズン29】ザシアンホイホイ【最終458位】
TNゆん 最終458位/レート1855
はじめて構築記事書きます。わかりづらいところがあっても、目をつぶってもらえると・・
【構築経緯】
引くほどザシアンが流行っていたため、ザシアンを誘って倒せる構築はないか、と考えはじめた。その結果、強い性能をもちながらザシアンのせいで使用率が伸び悩んでいる、白バド、ゼルネアスに目をつけた。
- コンセプトである白バド・ゼルネアスを構築の軸として採用
- ザシアンを対面で処理できる襷エースバーンを採用
- 黒バドメタとしてガオガエンを採用
- 白バドが厳しい場合の初手ダイマ要員として、火力の高いカイリューを採用
- この5匹ではカイオーガがきつすぎるため、メタと気づかれにくいエルフーンを採用
【コンセプト】
ザシアンを誘って倒す、奇襲初手ダイマ構築。白バドでザシアンなどの鋼タイプを一掃したあとに、ゼルネアスを通していく。
【個別紹介】
以下、採用順に記載。
白バドレックス@リリバの実
性格:意地っ張りHA
特性:じんばいったい
実数値:207(252)-238(252+)-170-×-151(4)-70
技構成:ブリザードランス/10まんばりき/タネマシンガン/つるぎのまい
構築の軸であり、持ち物はリリバ一択。ザシアンがはびこる現環境では分かりにくいが、こいつの初手ダイマは普通に強い。霰の襷貫通、高耐久ステロ要員(カバ、ラグ)をほぼワンパンなど、火力と技範囲で初手が安定する。初手ダイマも読まれにくく、トリルなどが警戒され、挑発されたこともあった。
リリバのおかげで、後出しザシアンを確実に持っていける(ダイアイス+ダイアース)。初手ザシアンでも、リリバで耐えてからのダイアースでH191調整ザシアンを約4割で倒せる。ミリ耐えされても後述のエースバーンで処理可能。
初手威嚇持ちの場合は、剣舞してからダイマするようにしたが、ランドロスの不意の蜻蛉返り等は、体力を削られすぎるため、リリバ込みでもきょじゅうざんを耐えないときがあった。
鋼技を入れていないのは、メタモンにコピーされても、エースバーンで処理しやすくするため。
ゼルネアス@パワフルハーブ
性格:臆病
特性:フェアリーオーラ
実数値:201-×-115-183(252)-130(92)-154(164+)
技構成:ドレインキッス/気合玉/雷/ジオコントロール
最近流行りの準速サンダー抜き抜き調整にし、ダイジェットを2回積まれても上から連続キッスで回復し続けることで、自身がダイマせずとも、サンダーなどの特殊ダイジェッターを返り討ちにできる。
回復量を最大にするためCに振り切り、余りをDに振った。
ナットレイの選出率が高かったため、気合玉を採用している。ジオコン後であれば、HD特化でも15/16でワンパンできる。
メインウェポンがドレインキッスであるため、メタモンにコピーされても、回復して粘ることができ、PP枯らしで大体勝つことができた。
瞑想型ピンクの悪魔は雷で麻痺させ、無理やり突破した。
エースバーン@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)
技構成:かえんボール/ダストシュート/フェイント/コートチェンジ
対面ザシアン処理枠
初手ダイマの後にザシアンが出てきた場合は、このエースバーンで処理する。
初手の白バドで削りきれない場合は、フェイントで処理。優先度+2のためザシアンの電光石火で襷を削られずに倒せる。その他、不意打ち読みで変化技を選んでくるポケモンにも刺さった。
ゼルネアスをメタモンでコピーされたときのためにダストシュートを採用。
相手が壁構築っぽい場合には、積極的に初手に出し、コートチェンジでドヤ顔。
ガオガエン@オボンの実
特性:威嚇
性格:しんちょう
実数値:201(244)-135-112(12)-×-156(252+)-80
技構成:ビルドアップ/DDラリアット/眠る/寝言
HD:ひかえめ黒バドレックス(いななき1回)のダイホロウ2発75%耐え
H:奇数
黒バドレックスの対策枠。あわよくばネクロズマも。
対面構築のため、黒バドレックスに変に後投げせず、死に出し想定。初手に黒バドを出された場合も、初手ダイマが読まれにくい白バド(カイリュー)でダイマし強行突破した。花粉団子やマッドショットがなければダイマされてもまず2発耐えるため、黒バドを出されて負けた試合はなかった。
後述のエルフーンでおきみやげしてから、ビルドアップねむねごでネクロズマを狩るプランもあったが、火力のあるネクロズマの場合は耐えきれず、あまり成功しなかった。今後の検討材料。ザシアンに強いともいいづらい。
とはいえ、耐久ポケモンを起点にし、ねむねごで積ませた対戦もあったため、汎用性は低くはない。(耐久ムゲンダイナに勝てたこともあった。)
初手白バドとザシアンが対面した際、こいつがいるおかげで、交換読み交換を誘い、相手の後続を無償で削れたこともあった。選出画面でも一役買っている。
カイリュー@命の珠
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
実数値:167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)
技構成:ダブルウイング/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/ストーンエッジ
白バドの初手ダイマが通りづらいポケモン(ホウオウ、火ロトムなど)がいる場合は、こいつで初手ダイマ。岩技が読まれにくい、初手ダイマが比較的読まれにくい、火力に申し分ない、きょじゅうざんで確1でない、H191調整ザシアンをワンパン、を条件に探したところ、こいつがヒットした。
技構成について。岩技はマストとして、ザシアンをワンパンし、初手に呼びやすい鋼タイプを崩せる炎技、襷をもつステロ要員をワンパンできる氷技、タイプ一致かつ後続のザシアンを上からたたくための飛行技、とした。
とにかく火力があるため、使用感はよかった。ネクロズマを見たら初手に置き、上からダイバーンで圧をかけた。カイオーガとダイマを打ち合っても勝つことが多かった。
エルフーン@カムラの実
性格:ようき
特性:いたずらごころ
実数値:135-90(20)-105-×-125(236)-184(252+)
HD:C特化カイオーガのダイストリーム確定耐え
技構成:みがわり/おきみやげ/がむしゃら/タネばくだん
死に出しで身代わりを連打しダイマを枯らしつつ、がむしゃらで削り、後続のエースバーンにつなぐ。がむしゃら後、瞑想選択やこんげんのはどう外し等であれば、タネばくだんで倒せる。白バドの尻ぬぐいで先にエースバーンを出した場合を想定し、後出しでも珠以外のカイオーガを耐える調整にしている。カイオーガメタのため物理型。
カイオーガ以外でもダイマを枯らし、カムラ込みで素早さが勝っていればがむしゃら、負けていればおきみやげでゼルネアスかガオガエンの起点にした。ただ、深く考えず最速にしたため、もう少し耐久に振るなど調整の余地はある。
【基本的な立ち回り】
・基本選出
⇒白バド(カイリュー)+エースバーン+ゼルネアス
初手ダイマで荒らし、ゼルネアスを通していく。鋼タイプはエースバーンで処理。メタモンでコピーされても、白バドはエスバ、カイリューはゼルネで倒す。
・カイオーガ入り
カイオーガが出てこなくても仕事はできるエルフーンのため、選出は安定する。
・黒バドレックス入り
@1について、イベルタルやサンダー等がいればゼルネアス、ザシアンがいればエースバーンが多かった。
【きついポケモン】
火力のあるディアルガが異常にきつかった。カイリューは一方的に弱点を突かれるため、白バドでダイアースを連打しダイマを枯らすしかない。
後手に出てくる火力のあるネクロズマはガオガエンでも太刀打ちできない。コンセプト的には克服したかったが・・
・HBポリゴン2
初手ダイマ中に後出しされると突破不可。ダイマ後、白バドはイカサマで、カイリューはれいとうビームで破壊される。ガオガエンで起点にするしかない。
・HBカバルドン
初手ならいいが、ダイマ後のカバルドンは厄介。ザシアンとカバルドンが残った場合、どちらにも通るポケモンがいない。
【レンタルパーティー】
【最後に】
初の3桁だったので、非常にうれしかったです。また頑張ります。